福井県勝山市と石川県との境にある赤兎山で、60代の男性1人の行方が分からなくなっていて、警察や消防が捜索を進めています。
行方が分からなくなっているのは、福井市の60代の男性会社員です。
警察によりますと、男性は19日午前8時30分頃、家族に「赤兎山に登山に行く」と告げて家を出ましたが、夕方になっても帰宅しないことから家族が警察に届け出ました。
通報を受けた警察が19日に登山口の駐車場に男性の車があることを確認し、20日午前5時からヘリコプターで捜索を開始。午前7時からは警察や機動隊、消防など15人が登山道を捜索しましたが、男性は見つかっていません。
男性は1人で登山していたとみられ、長袖のシャツに登山用のズボン、黒のリュックを背負っていたということです。
赤兎山は標高1628.7メートルで、男性は年に1、2回は登っていたということです。
