19日午前、三重県志摩市でモーターパラグライダーが海に墜落し、操縦していた男性が死亡しました。
19日午前10時45分頃、志摩市志摩町の和具広の浜で、「沖合にモーターパラグライダーが不時着したが、自力で海から戻ることができない様子」などと、海上保安庁に118番通報がありました。
パラグライダーを操縦していたのは、東京都の会社員・新野雅史さん(48)で、消防が救助しましたがすでに心肺停止の状態で、およそ1時間半後に搬送先の病院で死亡が確認されました。
鳥羽海上保安部によりますと、新野さんは仲間8人と浜に集まりパラグライダーをしていましたが、離陸に失敗し海岸からおよそ100メートル離れた海上に墜落したということです。
当時、現場周辺は晴れていて見通しも良かったということで、鳥羽海上保安部は事故の原因を詳しく調べています。