夏の高校野球佐賀大会は準決勝2試合が行われ、決勝のカードが決まりました。

【吉冨綾花記者】「甲子園まであと2勝!きょうはスタンドを埋め尽くすほど多くの人が応援にかけつけました!このあと準決勝2試合が始まります」

準決勝第1試合は、初めての決勝進出を目指す第4シード北陵と去年の王者有田工業の対戦です。2回裏、北陵は1アウト1塁・3塁のチャンスを作り、打席には大会打率4割を超える8番鬼橋。ライト前へのタイムリーヒットで北陵が先制します。1対0で迎えた7回裏。北陵は4番永井のタイムリーヒットなどで2点を追加。投げては今大会無失点のリリーフ加々良が、有田工業打線に付け入る隙を与えず北陵が3対0で勝利し決勝進出を決めました。
準決勝第2試合は鳥栖対佐賀北のシード校対決。初回、鳥栖は連打でチャンスを作ると5番高島。ランナー2人を返すセンターへのタイムリーヒットで鳥栖が先制します。一方、1点を返した佐賀北は6回、2アウト2塁のチャンスで代打の秋好。「自分がここで決める。強い気持ちで打席に立った」とレフトへのヒットは貴重な同点打。勢い付いた佐賀北は7回、3番野田がライトオーバーのスリーベースヒットで出塁すると、バッターはキャプテン宮崎。犠牲フライを放ち逆転。8回にも1点を追加し佐賀北が4対2で勝利し、決勝進出を決めました。
決勝は北陵対佐賀北。21日月曜日、午前10時からさがみどりの森球場で行われます。

サガテレビ
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