熊本国税局は、熊本市東区にある造園工事会社とそのグループ会社を脱税などの疑いで熊本地検に告発したと明らかにしました。
脱税の疑いで告発されたのは、熊本市東区にある造園工事請負管理業の『緑研』と代表の男です。
熊本国税局によりますと、緑研は2019年10月から1年間の決算で、法人税と地方法人税、約3300万円を脱税した疑いです。
代表の男が架空の請求書を発注するよう従業員に指示し所得約1億3500万円を
過少申告し、脱税したとみられています。
熊本国税局がおととし5月から査察に入り、ことし3月27日付で『緑研』と代表の男を脱税の疑いで熊本地検に告発しました。
脱税した金は、代表の男が遊興費や事業資金に充てていたということです。
また、『緑研』のグループ会社で、運送業の『八木運送』と元取締役の男も2022年5月から1年間の決算で約2000万円の脱税と700万円の不正な還付を受けたとして、18日付で告発されました。