20日に投開票が行われる参議院選挙は、選挙戦最終日の19日、与野党の党首が各地で支持を訴えました。
自民党・石破総裁:
消費税減税、1年もかかるんです。減税したらどうなる。医療は、年金は、介護は、子育ては一体どうなる。憎しみをあおり、分断をあおっているだけでは何も生まれない。調子の良いことを言ったら国が滅びる。
立憲民主党・野田代表:
自民党の猫の目農政の影響で、今年はいろんな問題が噴出したんですよ。需給見通しを誤ったのは政府じゃありませんか皆さん。人のせいにばかりしていたら、本当に農政は良くならないと思います。
公明党・斉藤代表:
敵をつくって分断して、対立をエネルギーにするような政治手法。そういう日本にしてはならない。一緒に支え合って日本社会をつくっていこう。
日本維新の会・吉村代表:
350万円の給料の若者が、100万円の社会保険料負担してるんです。これ絶対おかしいですよね。だから社会保険料を下げる改革は絶対に必要なんです。これ変えていきましょうよ皆さん。
共産党・田村委員長:
日本共産党、消費税がつくられる前から約40年、ひたすらこの税金に向き合い、反対を貫いてまいりました。廃止を目指し、5%への減税。
国民民主党・玉木代表:
手取りを増やす夏にしよう。現役世代の皆さんの手取りを増やしたい。私たちは10万円程度、この年末調整で皆さんにお戻しする。金額的にもスピードも最も優れているのが国民民主党なんですよ、皆さん。
れいわ新選組・山本代表:
自民党はなんと2万円を配ると言いました。それで足りると思いますか。いろんな政党が消費税減税とか言ってきてますけど、選挙の前だけぶら下げるニンジン。消費税廃止、力貸してもらえないですか。
参政党・神谷代表:
スパイ防止法を作ると言ってますよね。選択的夫婦別姓反対ですと言ってますよね。外国人に対する参政権も認めない。日本を守りたい、良くしたい、そういう思いで作ったのが参政党です。
社民党・福島党首:
今度の参議院選挙で全国比例区で2%以上獲得できなければ、社民党は政党要件を失います。まずい。社民党を残したい。
日本保守党・百田代表:
アホかと。会社にお前ら賃金上げろて上がるはずないやろ。中小企業みんなカツカツでやっとんねん。食品の消費税を減らしたら確実に手取りが増えることになるんですよ。
今回の参議院選挙は与党が参議院での過半数を維持できるかが焦点で、20日に投開票が行われます。