県内で連日猛暑日が続く中、熱中症対策として新たに始まった取り組みがある。

リポート「山形市のラーメン店では小学生を対象にした給水所が設置されたというんです。目印はこのチラシです。」

山形市内のラーメン店で作る協議会が今月上旬から始めたのが「山ラー 街の給水所」。
店を給水ポイントとして開放し、登下校中の小学生の熱中症を防ごうというもの。
この取り組みを発案したのが、市内でラーメン店を営む高橋陽介さん。

麺や一陽店主・高橋陽介さん「小学校の小さい子が熱中症になると重症化することもあると聞いていた。何かできないかなと思ったときに、ラーメン店は冷水器が常備されているので店に気軽に立ち寄ってもらえたらと思った。」

高橋さんが協議会に相談したところ、会全体で行うことが決定。
こちらのお店にもすでに数人の児童が水を飲みに来たという。
事務局の山形市ブランド戦略課によると、現在は通学路にある店など22店が実施していて、今後、小学校を通じて周知を図る考え。

麺や一陽店主・高橋陽介さん「ちょっとでも喉乾いたなとか暑いなとか思ったら遠慮せずに来てもらって、みんなで助け合っていけたら。」

さくらんぼテレビ
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