夏の風物詩「金魚」をテーマにした企画展が、7月16日から島根県出雲市で開かれています。
水槽の中を優雅に泳ぐ金魚。
その煌びやかな姿は、“生きた芸術作品”とも呼ばれています。
出雲市の「宍道湖自然館ゴビウス」で開かれている『夏の金魚展』。
祭りやイベントの屋台にも欠かせない夏の風物詩「金魚」20種・約200匹を観賞することができます。
丸々とした体がかわいらしい「いづもナンキン」は、その名の通り出雲地方に根付き、親しまれてきた金魚です。
「日本三大地金」のひとつに数えられ、島根県の“天然記念物”にも指定されています。
会場には、このほかに火鉢や金魚鉢など、金魚ブームが起きた江戸時代から現代まで、それぞれの時代の「観賞スタイル」を体験するコーナーも設けられています。
宍道湖自然館ゴビウス飼育展示係・木下拓実さん:
それぞれの特徴や違い、あとは品種改良の歴史、観賞方法の変化を学んでいただけたら。
『夏の金魚展』は、9月1日まで、出雲市の宍道湖自然館ゴビウスで開かれています。