岩手県内の山々をアナウンサーが登って紹介する「山に登ってみた」のコーナー。

今回は岩泉町のシンボル「宇霊羅山」。

この山に秋田県出身の新人柴田アナウンサーが挑戦。岩手の自然を体感してきた。

柴田光太郎アナウンサー

「ここが龍泉洞ですか、初めて来ました。透き通る地底湖、神秘的ですね。ただ、きょうは龍泉洞観光ではないんです。この真上にある山に登ります」

岩泉町の中心部に覆いかぶさるようにそそり立つのが、標高600mの宇霊羅山。

「ウレイラ」とはアイヌ語で「霧が懸かる峰」という意味で、その響きに惹かれて登る人も多い山。

町には山の名前からとった「うれいら通り商店街」がある。

柴田光太郎アナウンサー

「けっこう味がある街並みだなあ。山で食べるパンを買おうかな。たくさん種類があるな」

「これから宇霊羅山に登るんですけど、町民にとってどんな山ですか」

志たあめや 橋本充司さん

「この辺の人からすれば街のどこからでも見えるので本当にシンボルです。商店街の名前もうれいら通り商店街なので」

柴田光太郎アナウンサー

「楽しみです。行ってきます」

和山林道の登山口から登る。目指すは岩壁のてっぺん。

柴田光太郎アナウンサー

「ひんやりしていて絶好の山日和ですね」

小学校から高校まで、バドミントンと卓球に熱中していた柴田アナ。

いまはニュースのスポーツコーナーを担当している。

柴田光太郎アナウンサー

「きれいだなあ。木漏れ日が・・」

風景に見とれてばかりではなく気を付けなければならないことがある。それはクマ。この時期はクマが冬眠に向けてエサを探している。

石井スポーツ盛岡店 藤澤康司店長

「山ではまずクマに出会わないようにすることが大切。鈴やホイッスルなどで音を出して人間の存在を知らせることでクマが離れていきます。最近では唐辛子成分が入った獣よけ線香を持ち歩くことで出会う可能性が低くなります。それでも遭遇してしまったときの非常手段が撃退スプレー。唐辛子成分を噴射しクマを追い払います。すぐに使えるように取り出しやすいところに用意を」

30分ほど登ると行く手をはばむような岩場が現れた。

柴田光太郎アナウンサー

「スポーツコーナーを担当している人間として、ここはちゃんと登っていいところ見せたいな」

難所を乗り越えた柴田アナ。入社して半年、仕事では壁にぶつかっていた?!

柴田光太郎アナウンサー

「ナレーションがうまくいかないんだよな。特に明るくて元気なものが苦手なんですよね。1年目でまだ1番フレッシュな時期なんですけどね」

「フレッシュ!行くぜ―!」

柴田光太郎アナウンサー

「お、開けた場所に来た。あの絶壁が下から見えていたところなんですね。よし、この調子で頂上まであと少しがんばりましょう」

尾根に出ればあと少し。登山口から1時間半で宇霊羅山山頂に到着。

柴田光太郎アナウンサー

「やった、やりました。宇霊羅山の頂上です。着いたー。ここまでロープを使って岩を登ったり、大変なところもあったんですけど、ようやく着きました。景色がよくて、本当に疲れが吹き飛びます。岩泉町の人たちが自慢している山というのがわかりますね」

ここで山頂でのお楽しみ。街で選んできた3種類のパン。

そして、日本名水百選にも選ばれている龍泉洞の水で淹れたコーヒー。

下山後は「龍泉洞温泉ホテル」で山旅の疲れを癒す。

龍泉洞の地底湖と同じ源泉をくみ上げた透明で柔らかなお湯。

柴田光太郎アナウンサー

「あー、しみわたる。今回初めて岩泉町に来ましたが、龍泉洞、宇霊羅山と本当に大自然を楽しむことができました。そして、温泉で気分もリフレッシュできました」