御嶽山の噴火災害から27日で6年。麓では追悼式が行われました。遺族の悲しみ、生還者の無念は今も変わりません。

6年前の9月27日、突如、噴火した御嶽山。58人が死亡、今も5人が行方不明です。

新型コロナウイルスの影響で追悼式は規模が縮小されましたが、およそ60人が参列しました。噴火発生時刻の午前11時52分に合わせて黙祷を捧げました。

夫を亡くした野口弘美さん:

「毎日空を見上げながら『ごめんね』って言ってます。何で一緒に行かなかったのか…。一緒に行けば一緒に死ねたかもしれないし、生き残れたかもしれない…」

節目の27日、山頂でも多くの登山者が犠牲者の冥福を祈りました。

仲間が死亡した男性:

「誘わなければよかった…。あの時登らなければこんなことにはならなかった…」

剣ヶ峰と王滝頂上の「2つの峰」は登れるようになりましたが、犠牲者17人が発見された「八丁ダルミ」はまだ規制が続いています。

山びこの会・シャーロック英子代表:

「八丁ダルミの慰霊をするためにシェルターを移設、または設置をしてほしい」

遺族などでつくる「山びこの会」は、八丁ダルミで慰霊ができるようシェルターの設置などを県に要望しました。

噴火から6年。慰霊のあり方も安全対策も、まだ道半ばです。