菅首相は、就任後初めての出張先として福島県を訪れ、東日本大震災からの復興に、政府として責任を持って取り組む姿勢を強調した。

菅首相は午前、福島第1原子力発電所を視察した。

東京電力の担当者から、廃炉作業の進捗(しんちょく)状況や保管中の処理水の説明を受け、「大変な作業だが、安全・着実にやってほしい。国も前面に出て協力していく」と激励した。

午後には、20日にオープンした原子力災害伝承館を訪れ、原発事故発生時の状況などを確認した。

また、ふたば未来学園では、風評被害の払拭(ふっしょく)などに取り組む生徒たちと懇談し、「意志あれば道あり。目標を掲げて頑張ってほしい」と声をかけた。

菅首相「東北の復興なくして日本再生なし。これは、わたしの内閣としての基本方針です。組閣の日に全閣僚に指示書を渡しました。その中に、このことをしっかり書き込んでおります」

視察を終え、菅首相は第1原発の処理水について、「できるだけ早く、政府として処分方針を決めたい」と述べた。