JR芸備線の一部区間の存廃を話し合う再構築協議会による実証事業で、JR西日本は16日、列車の増便の詳細を発表しました。

芸備線再構築協議会は先月、芸備線の一部区間で列車の増便やダイヤ改正など6つの実証事業に取り組むことを決定していました。

JR西日本はこの実証事業の一つ、臨時列車の運行についてことし7月19日から11月24日までの土日・祝日に実施すると発表。運行区間は岡山県の新見駅から備後落合駅の間と広島駅から備後落合駅の間で午前中から昼にかけてそれぞれ1往復ずつ増便します。

主に観光客の利用を想定し、沿線の自治体では列車の到着と合わせた二次交通の運行なども予定されています。

また、ことし秋以降には通学で利用する高校生を主な対象として夕方の時間帯のダイヤ変更を予定しています。

テレビ新広島
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