今年7月からのレジ袋有料化に伴い定着しつつあるマイバッグ持参。しかし、普及の一方で小売店はある問題に頭を悩ませている。

(フーズマーケットホックキャスパル店 加藤理郎店長)

「レジ袋有料化に伴って、ちょっとずつ増えた気がします」。

松江市内のスーパーでは、7月のレジ袋有料化前はマイバッグ持参の買い物客はわずか2割ほどだったが、7月以降は7割にまで増加した。ただこの増加に伴いこんな事案が。

(坂西リポーター)

「買い物をするときにマイバッグをカートにかけておく方も多いのではないでしょうか。しかし、この買い物の仕方で先月万引きがあったということなんです」。

万引き被害、その手口は…。

(フーズマーケットホックキャスパル店 加藤理郎店長)

「エコバッグに商品を入れ、かごにも商品を入れて少量の商品をレジを通過して支払う。エコバッグの中には、大量の商品を入れたまま持っていかれる。そのときはマイバッグはパンパンなので、スーパーのポリ袋を買ってそちらにレジで通過した商品を入れて帰ろうとした」。

人目を盗んでマイバッグの中に大量の商品を隠し入れ、会計しないまま店を出ようとしたところを店の警備員が取り押さえたという。

この店での万引きはレジ袋有料化以前は、数か月に1件程度だったが、7月以降すでに2件を摘発した。

(フーズマーケットホックキャスパル店 加藤理郎店長)

「この数は氷山の一角だと思うので、実際はもっと多いと思っている」。

このためこの店では、買い物かごを利用するなど、店内でのルールを設け買い物客に協力を求めている。

マイバックは会計レジを通り終えるまで折り畳んで持ち歩く。ちょっとした配慮が売る側・買う側いずれからも疑心暗鬼を払ってくれそうだ。

環境を守るために始まったレジ袋有料化だが、思わぬ副作用ともいえるマイバッグを悪用した万引きの発生。

こうした犯罪の防止は小売り店・消費者問わず当然の責務だ。