石破首相は13日夜、アメリカのトランプ大統領と約20分間電話会談し、日米の関税交渉などについて協議した。電話会談は、石破首相側が要請した。
石破氏は会談後、記者団に対し、「日米双方にとって利益となる合意の実現に向け、担当閣僚間の協議を加速させることで一致した」と述べた。関税交渉を担当する赤沢経済再生相は、アメリカ・ワシントンに到着した。
さらに石破首相は、「今回の電話会談でも、率直で有意義なやりとりができた」と述べた。
また、カナダで行われるG7サミット(主要7カ国首脳会議)において首脳会談を行い、日米協力について、さらに議論を深めていくことを確認したと説明した。
両首脳は、イスラエルによるイランに対する攻撃への対応についても意見交換し、中東地域の平和と安定が極めて重要であるとの認識で一致。今後も緊密に意思疎通を続けていくことを確認した。