東京地方裁判所で目撃されたのは、カフェのクーポンを巡るトラブルの判決。

訴えられたのは有名コーヒーチェーン。
訴えたのは客です。

きっかけは、客が購入したと主張するクーポン券付きのタンブラー。
クーポンには「このタンブラーと本券をご持参いただくとお好きなドリンク1杯をお楽しみいただけます」と書いてありました。

しかし、そのクーポンがいつの間にか使えなくなっていました。

“クーポン券がいつの間にか使えない。カフェは金返せ”と訴えた裁判。

ちなみに客はクーポンを12枚持っていて、1杯最大1000円で合わせて1万2000円を要求。
クーポンに使用期限は書いていませんでしたが、クーポンは2020年に発行が終了し、3年後に使用できないと店側が決定。
ウェブサイトや店で知らせていました。

身近なトラブルの結末は「客の訴えは認めない」との判決。
裁判所は、クーポンはあくまで店側の無償ポイントサービスであり、客が前払いでコーヒーを購入したことにはならないと認定したのでした。