国民民主党は11日、夏の参議院選挙の比例代表に擁立すると発表していた山尾志桜里元衆議院議員について、公認を見送ることを決めました。
山尾志桜里元衆院議員:
この夏の参議院選挙、国民民主党から全国比例の挑戦を決めていただきました。
山尾氏は10日の立候補表明の記者会見で、過去のガソリン代の不正計上や議員パスの私的な使用について陳謝しました。
一方、不倫疑惑報道については、関係者に迷惑をかけるとして明確な説明を避けました。
国民民主党・玉木代表:
正直、有権者、全国の仲間、支援者、こういった方々から十分な理解と信頼が得られないと判断しました。
国民民主党は11日の両院議員総会で、山尾氏を公認しないことを決めました。
総会後、榛葉幹事長は9日の全国幹事長会議で、全ての都道府県連から「公認を見送ってほしい」との意見が出たほか、10日の会見の後も「疑問を払拭する会見ではなかった」との多くの声があったと説明しました。