6月10日夜に行われたサッカー日本代表のワールドカップアジア最終予選で、米子北高校出身の佐野海舟選手と航大選手が兄弟同時出場を果たし、チームの快勝に貢献しました。
2026年に開催されるFIFAワールドカップのアジア最終予選。
すでに本大会出場を決めている日本代表は10日夜、最終戦でインドネシアと対戦。
米子北高校出身の佐野海舟選手が先発出場しました。
日本のゴールラッシュの口火を切ったのは、鎌田選手。
お父さんが鳥取市出身で、山陰にゆかりのある鎌田選手が先制点を挙げ、勢いをつけます。
さらに前半終了間際には、キャプテンの久保選手と佐野選手のパスワークから鎌田選手につなぎ、見事なゴールの起点となりました。
そして5対0とリードした場面で、弟の航大選手もピッチへ。日本代表デビューを果たします。
日本代表のワールドカップ予選で兄弟が同時出場するのは、三浦泰年・知良兄弟以来32年ぶりとなります。
その航大選手は、すぐさまヘディングでゴールを狙ったシーンも。ゴールキーパーの好セーブに阻まれ初得点はなりませんでしたが、積極的にプレーし、サポーターを沸かせました。
6対0でアジア予選最終戦を快勝で締めくくった日本代表。佐野兄弟も勝利に貢献しました。
2026年6月に開幕するワールドカップへ、兄弟そろっての日本代表選出を目指します。