鳥取市出身でプロ野球・広島東洋カープに入団して4年目の森翔平投手が6月8日、プロ初となる「完封勝利」をあげました。
2025シーズンの活躍は、同郷のレジェンド左腕の金言のおかげなのかもしれません。
8日の埼玉西武ライオンズとの交流戦で先発マウンドに立ったのは、鳥取市出身の森翔平投手。コーナーを丁寧に投げ分け、危なげないピッチングを見せます。
大量援護をもらい、最終回のマウンドへ。
最後の打者を空振り三振に仕留め、プロ入り4年目でうれしい初完封を飾りました。
広島東洋カープ・森翔平投手:
あの歓声を聞いたら『完封しないとな』と思いながら最後まで行きました。
2025シーズンは先発ローテの一角に定着し、すでに自己最多タイの4勝をあげる活躍ぶり。
この躍進の裏には、同じく鳥取市出身の「レジェンド左腕」川口和久さんのアドバイスがあったようです。
川口和久さん:
翔平君に言ったことがあるんです。正月に帰った時に、やわらかいフォームから強い球を投げる練習をしたほうがいい。
同郷の先輩からの「脱力投法」という金言もあり、覚醒の兆しを見せる森投手。
2025シーズンのさらなる活躍に期待です。