新たなコンテンツを生み出す人工知能・生成AIを高齢者にも身近に感じてもらおうと、鳥取市でシニア世代向けの講座が開かれました。
講師：
こちらはすべて生成AIで作られた画像でして、最近はもっとレベルアップしているので、本当に見破られない状況。
鳥取市で6月10日に開かれたシニア世代向けの生成AI教室。
約30人の参加者は、ほとんどが60代以上です。
近年、企業や若者の間で普及が進んでいる生成AIをシニア世代にも身近に感じてもらい、暮らしのなかで活用してもらおうと、鳥取ユネスコ協会が開きました。
参加者は、講師から個人情報の漏洩など使用上の注意点を学んだあと、スマートフォンを使って実際に生成AIを体験。
生成AIとのやりとりを繰り返すことで回答の精度が上がっていくことに、シニアたちは驚いた様子でした。
参加者：
名前だけは知ってるけど、どういうものかがわからなかったので、入力するだけで回答が出てくるというのがいいのかなと思いました。
参加者：
どういうふうに使ったら自分に使えるのかなと今回よくわかったので、次回を楽しみにしています。
講師・吉井秀三さん：
実際に使ってみると、きょうの内容でも簡単にできたと思う。そういったところでふだんの生活で使える場面を増やしていただけたら。
生成AIの知識とシニア世代の経験が掛け合わさり、何が生み出されるのか。
可能性は無限大です。
