随意契約で売り渡された備蓄米の店頭販売が5月31日に始まったことについて、小泉農林水産相は「多くの協力のおかげだ」と感謝しました。
小泉農水相は「一番に出そうという民間企業同士の競争が始まったわけですよ」「6月の上旬も無理じゃないかと言われたのが、なんと5月31日にそれができた。それは本当に多くの皆さんの協力のおかげなんです」などと述べました。
小泉農水相は、神奈川・横須賀市での会合で「本当に感謝の気持ちでいっぱいだ」などと述べました。
一方、備蓄米について「1年たったら動物のエサになるようなもの」と発言した国民民主党の玉木代表は、香川・高松市で記者団の取材に「反省している」と述べました。
国民民主・玉木代表は「高いお米がなかなか手に入らず、少しでも安いものを待ち望んでいる方に非常に不快感を与える言葉だった。本当に深く反省している」と述べました。
玉木氏の発言については31日、自民党の森山幹事長が「精魂を込めて米を作った農家に失礼な言葉だ」と批判したほか、立憲民主党の野田代表も「口に入れようとする主食米をエサと言うことは極めて配慮に欠けた発言だ」と述べました。