アメリカのノーム国土安全保障長官は15日、SNSでFBI=連邦捜査局の元長官がトランプ大統領の暗殺を呼びかけたとして捜査に乗り出したと明かしました。
ノーム長官は15日、SNS(X)で「元FBI長官のコミー氏が、トランプ大統領の暗殺を呼びかけた。国土安全保障省とシークレットサービスは、この脅迫を捜査中で、しかるべく対応する予定だ」と投稿しました。
コミー氏は15日、SNSに「ビーチを散歩して見つけたクールな貝殻の模様」と題し、砂浜の上に貝殻を並べて「8647」と記した写真を投稿しました。
「86」は誰かを追放したり、排除したりすることを意味するほか人を殺すという俗語で、「47」は第47代大統領のトランプ氏を指していると捉えられ支持者らの間で反発が強まっていました。
コミー氏は、その後、投稿を削除しています。
コミー氏はオバマ政権でFBI長官に就任し、トランプ氏との間で対立していました。
トランプ氏は16日放送のFOXニュースのインタビューで「コミー氏はその意味を正確に理解していた。子供でもその意味はわかる」などと語っています。