伊万里市で15日戦没者の追悼式が行われ遺族らが平和への誓いを新たにしました。
【伊万里市 深浦弘信市長】
「戦没者2719柱の鎮魂をお祈り申し上げます」
戦没者の追悼式は伊万里市が毎年開いているもので、終戦から80年を迎える今年は遺族や地元の関係者など約180人が出席し、戦没者に黙とうをささげました。
式では遺族会が「戦争に出兵する長男とその家族」を題材にした朗読劇をしたほか地元の園児による献花が行われ平和への誓いを新たにしていました。
【伊万里市遺族連合会 吉永勝重会長】
「戦争の時代を知っている人がもう少ない。知っている人が少しでも知っていることを出し合いながら後世に伝えていきたい」
遺族会の会員は年々減少し、30年ほど前の人数に比べて今年は半分ほどの557人まで減ったということです。