中東を歴訪中のアメリカのトランプ大統領は13日、最初の訪問国・サウジアラビアで投資や貿易など経済分野の協力を強化する合意文書に署名しました。
トランプ氏は13日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し、サウジアラビアがアメリカに対し、6000億ドル、日本円で約90兆円規模の投資や貿易を拡大することで合意しました。
さらにトランプ氏は現地で演説し、トルコで15日に行われる見通しのロシアとウクライナとの直接交渉にルビオ国務長官が参加すると明らかにした上で、事態の進展に期待を示しました。
アメリカ・トランプ大統領:
(直接交渉では)良い結果が得られる可能性がある。ルビオ国務長官も現地へ向かう。
一方トランプ氏は、「シリアと正常な関係を回復するための第一歩を10年以上ぶりに踏み出した」と説明し、シリアへの制裁を近く解除する方針を示しました。
トランプ氏は14日にシリアのシャラア暫定大統領と面会する予定です。