今年7月の参議院選挙に向けた動きです。公明党の斉藤鉄夫代表が12日熊本を訪れ、党が推薦する自民党候補の支持を訴えました。
公明党県本部が開いた政経フォーラムには、党員や関係者など約1600人が出席。
公明党の斉藤鉄夫代表は「前回の衆院選で少数与党になり、予算の成立に苦労した。
参議院でも同じ状況になればなお一層、混乱した国になる」と述べた上で、「自・公政権を確かなものにするために参院選での両党の勝利が必要だ」と訴えました。
【公明党 斉藤鉄夫代表】
「熊本は、全国の中で自・公の協力が一番うまくいっている。次の参議院選挙は何としても自・公が勝たなければならないと強く強く深く深く感じている」
会には参院選熊本選挙区で公明党が推薦を決めている自民党・現職の馬場 成志さん(60)も参加。
「あと2カ月の戦い。国際情勢が不確実な中、自民・公明がスクラムを組み、国政が混乱しないようにこまを進めていきたい」と訴え、参加者全員で『勝つぞコール』をして来る選挙戦への結束を図りました。
一方、立憲民主党県連の代表で県議会議員の鎌田 聡さん(60)が先週、参院選への出馬を決断。「野党統一候補として熊本選挙区に出馬する」と述べました。
13日、県連の常任幹事会で正式に決定する見通しです。
参院選にはこのほか参政党・新人の山口 誠太郎さん(36)も出馬を表明しています。