12日朝、宮城県白石市の交差点を歩いて横断していた21歳の男性が乗用車にはねられ、重傷を負う事故がありました。この事故で、乗用車を運転していた64歳の男が過失運転致傷の容疑で逮捕されました。
事故があったのは、白石市福岡深谷の市道交差点です。消防によりますと、12日午前8時半ごろ、近くを通りかかった人から「車と歩行者の事故で歩行者がけがをしている」と119番通報がありました。
警察によりますと、現場は横断歩道のない交差点で、道路を歩いて横断していた男性が左から来た乗用車にはねられたということです。
男性は頭を打つなどして重傷です。警察はこの事故で、乗用車を運転していた白石市に住む64歳の無職の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「他のことを考えていて、歩行者に気づくのが遅れた」と話しているということです。現場は見通しの良い十字路交差点で、警察は、ドライバーの前方不注意が事故の原因と見て詳しく調べています。