仙台市若林区にある観光農園「JRフルーツパーク仙台あらはま」に、果物をテーマとした全天候型の子供の遊び場が新設されることになりました。開業は2年後の夏ごろを予定しています。

若林区荒浜にあるJRフルーツパーク仙台あらはまは、集団移転跡地を活用して2021年に開業した観光農園で、1年を通して旬の果物の摘み取り体験ができます。

5月12日は施設に関する拡大計画が発表されました。それによりますと、敷地面積を約2倍にした上で、果物をテーマとした子供たちが天候に左右されず遊ぶことができる、全天候型の遊び場を新たに設置するということです。

また、摘み取り体験ができる果物として、新たにサクランボ、スモモ、プルーンを追加します。これにより施設では11品目約190種類の果物と野菜を栽培することになり、観光農園としては日本最大級の規模になるということです。

加えて今回の拡大計画では、施設内にJR東日本グループの震災伝承館も新設される予定です。

仙台ターミナルビル 松崎哲士郎社長
「荒浜は住めなくなりましたけど、いろんな人にたくさん来ていただき、笑顔があふれる場所にしたい。この場所が力強く立ち上がったことをメッセージとして送りたい」

新たに整備される施設は、2年後の2027年夏ごろに開業を予定しています。

仙台放送
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