5月12日は地域の見守り活動を行う「民生委員・児童委員の日」です。12日朝、岡山県内各地の小・中学校で一斉に、民生委員による「あいさつ運動」が行われました。

(民生委員)
「おはようございます」

このうち、岡山市北区の横井小学校ではこの地区の民生委員や警察官らが校門の前に立ち、登校する児童に元気よく挨拶して登校を見守りました。

民生委員の制度は1917年(大正6年)に貧困世帯を救うことを目的に岡山県で創設された「済世顧問制度」から全国へ広がったとされています。地域住民の身近な相談相手として子供や高齢者、障害者の見守りや子育て支援などをボランティアで行っています。

(津高地区民生委員・児童委員 益岡進副会長)
「子供たちが健康で明るい生活ができて、防犯や防災など、いろいろなことに対して明るく楽しいまちづくりができれば」

岡山県内では現在、約4400人の民生委員が活動していますが、委員の高齢化が進み、今後の担い手不足が課題となっています。

岡山放送
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