さまざまな理由から行き場がなくなり保護されたネコの新たな飼い主を探す譲渡会が5月5日に岩手県盛岡市のデパートで開かれました。
この譲渡会はNPO法人「もりねこ」が盛岡市内で開いているもので、今回は初めてカワトクが会場となりました。
譲渡対象のネコは推定1歳から15歳までの合わせて17匹で、飼い主が適切に飼えないほどペットが増えすぎるいわゆる「多頭飼育崩壊」の現場などで保護されたネコたちです。
訪れた人たちはスタッフからネコの特徴や飼育について話を聞きながら引き取りをするか考えていました。
訪れた人
「家に一匹いるが、そのネコのお友達を探そうと思って。十分にお世話されていないネコとかペットショップで買うよりそういうネコを預かりたい」
5日の譲渡会では7匹のネコが新たな家族と出会うことができたということです。
NPO法人もりねこ 工藤幸枝理事長
「たくさんのネコたちに声がかかって本当にうれしい限り。保護ネコを家族に迎えるという選択肢があることをたくさんの人に知ってもらいたい」
もりねこでは11月にもカワトクで譲渡会を開く予定です。