4月26日から始まる大型連休を前に、鳥取県岩美町で22日、浦富海岸を巡る遊覧船の安全点検が行われました。
安全点検は、鳥取海上保安署と鳥取運輸支局の職員約10人で行われました。
鳥取海上保安署・荒木卓也署長:
4月23日は、北海道の知床半島沖で遊覧船が沈没してから丸3年となります。効果的な点検がなされるようお願いし、訓示とします。
点検を受けたのは、岩美町の浦富海岸を巡る山陰松島遊覧の大型遊覧船4隻で、定員約100人分の救命胴衣が準備されているかなど、入念にチェックされました。
また知床沖での沈没事故を受けて、新たに設置が義務付けられた業務用の無線機器についても通信具合などを点検しました。
今回の点検では全く問題点はなく、遊覧船の運航会社では大型連休期間中に見込んでいる約7000人の利用客に十分楽しんでほしいと話していました。