甲子園に3度出場した愛媛の強豪・松山聖陵高校の野球部で先月、監督が選手に対して「自分の頬をたたけ」などと指示する不適切な指導をしていたことが17日までに分かりました。

不適切な指導をしていたのは、松山聖陵高校野球部の30代の男性監督です。

高校によりますとこの監督は先月、新チームになってからの練習中、部員4人に怠慢なプレーが見られたとして、「自分の頬を叩け」「壁に頭をぶつけろ」などと指示、不適切な指導をしたということです。

部員にけがはなく、現在も練習に参加しています。この不適切指導は、外部から情報提供を受けた県高野連からの要請で、学校が先月下旬に調査し分かりました。

監督は就任後、この高校を春夏あわせて3度甲子園に導いていますが、去年2月にも部員に対する暴力行為などを理由に、日本学生野球協会から2ヵ月の謹慎処分を受けています。

渡部正治校長は「冷静に慎重に指導してほしかった」としています。

監督は現在、グラウンドで指導しておらず、今月26日に開幕する秋の県大会はコーチが指揮を執るということです。

今回の不適切指導を学校は県高野連に報告。上部団体の判断をふまえて今後の対応を検討するとしています。