3年前の池田中学校の男子生徒の自殺を巡り、遺族が池田町と福井県を相手取って起こした損害賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が16日、福井地方裁判所で開かれた。町と県は争う姿勢を示した。

2017年3月に起きた池田中男子生徒の自殺を巡っては当時の担任らの厳しい叱責や校長の監督不行き届きが原因として遺族が県と町に対して損害賠償を求めてきた。しかし、双方の弁護士による協議の折り合いがつかないため今年6月、遺族が約5400万円の損害賠償を求める訴訟を福井地裁に起こした。

この日の裁判で遺族側は「事実関係を明らかにし当時の関係者に再発防止策を取ってほしい」と訴えた。閉廷後、報道陣の取材に対し町と県は「当時の担任らの教育は教育目的を逸脱したものではなく不法行為はない」とし争う姿勢を示した。

第2回の口頭弁論は10月28日に開かれる。