参議院選挙をめぐる大規模買収事件の裁判で、15日に弁護人全員を解任した前法相の河井克行被告(57)は、16日は出廷せず、東京地裁は、妻の案里被告(46)について、分離して審理を進めることを決めた。

克行被告と案里被告は、参院選をめぐり、地元議員らに金を配った罪に問われ、無罪を主張している。

克行被告は15日、弁護人6人全員を解任していて、法律上、弁護人がいない場合、裁判を開くことができないため、16日は、克行被告不在のまま、案里被告のみ出廷し、審理が行われている。

裁判長は冒頭、「百日裁判の趣旨のもと、今の審理計画を立てていて、あなたの裁判の進行が妨げられてはならない」と述べ、案里被告の裁判を分離して審理することを説明した。

午後は、地元議員の証人尋問が予定されている。