高校生に建設の仕事に興味を持ってもらおうと15日、秋田県大仙市で最新の情報通信技術を活用した建設現場の見学会が開かれた。

 見学会に参加したのは大仙市の大曲工業高校の土木・建築科の生徒20人。

 見学した現場は、2017年7月の記録的な大雨で洪水被害を受けた大仙市協和小種地区で、淀川でおよそ5・5キロにわたる堤防が建設されている。

 現場ではICT(情報通信技術)を活用した機械が活躍していて、生徒たちが体験などを通して最新技術に触れた。

 のり面の形を整える重機は、人工衛星を使って「バケット」と呼ばれる機械の先端部分の位置をモニターに表示し、設計図どおりにのり面を作ることができる。

 普段なかなか訪れる事がない建設現場に生徒たちは大いに刺激を受けたようだった。

 参加した生徒は「先生や先輩に話を聞くだけでは想像できないことも実際に体験して分かったので、将来生かしていけると思った。土木に関わる仕事に携わりたいと思っている」と話した。

 見学会を主催した県は「こうした機会を通して建築業界の将来的な担い手の確保につなげていきたい」と話している。