浜田市三隅町で3月27日夕方、住宅と小屋2棟が全焼する火事があり、火が山林にも燃え広がりました。消火活動の結果、約4時間後に消し止められ、けが人はいませんでした。

幹の根元が黒く焼け焦げた山林…。
火が出たのは、浜田市三隅町芦谷にある住宅で27日午後6時ごろ、「パチパチと音が聞こえて煙の匂いがする」と、近くの住民から消防に通報がありました。
火は、住宅と隣接する小屋の合わせて2棟を全焼させた上、住宅の裏山にも燃え広がりました。
このため、地元の消防団も含め合わせて消防車両28台が出動し、約100人の態勢で消火活動が行われました。
その結果、約4時間後の午後9時50分ごろに鎮火しました。

警察などによると、27日夜降り出した雨も消火の助けになったということです。
全焼した住宅は、広島県内に住む人が所有し別荘として使っていたということで、当時は家に誰もおらず、けが人はいませんでした。

駆けつけた所有者の家族(男性):
三隅ガスの方から連絡をいただいて、嘘じゃろと思った。炊事したりはしていましたが、もし火が出たとしても2週間も経って火が出ることはないだろうと。だから漏電かなと。

警察と消防が、28日早朝から火事の原因を詳しく調べていますが、警察では放火の疑いも視野に捜査を進めるとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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