愛媛・今治市で発生した山林火災は、連日の消火活動や27日夕方から降った雨で火災の鎮圧への期待が高まっています。
3月23日に発生した山林火災では、これまでに約442haを焼き、住宅や倉庫など21棟に被害が出ています。
こうした中、27日の夕方からはまとまった雨がふり、鎮圧への期待が高まっています。
愛媛県の中村知事も災害対策会議で、「鎮圧の背中が見えてきた段階ではなかろうか」とコメントしました。
一方、3月23日に岡山市南区で発生した山林火災は延焼が続いていて、27日の時点で焼失面積は約565haと、岡山県内の山林火災で最大となりました。
消防車両を優先するため現場周辺では通行止めとなっている道路もあり、市民生活に影響が出始めています。
ただ現場周辺では27日夜、雨がふりました。
待望の雨の中、消火活動は夜を徹して行われました。