鳥取市と松江市で3月27日、ソメイヨシノの開花が発表されました。ともに平年より2日早い開花です。またフェーン現象の影響で気温が上がり、各地で夏を思わせる陽気となりました。
作野俊介記者:
鳥取市のソメイヨシノの標本木です。小さくかわいらしい花が咲いています。
午後1時半ごろ、鳥取市の久松公園。鳥取地方気象台の職員がソメイヨシノの標本木に12輪の花を確認しました。
鳥取地方気象台職員:
ここ数日が暖かったので一気に開いたと思います。
27日は鳥取、松江で桜の開花が発表されました。ともに平年にくらべ2日早く、鳥取は去年より2日、松江は1日早い開花となりました。
また南の風が流れ込んで起きるフェーン現象の影響で気温が上がり、鳥取市では、今年一番の27.0℃を記録。6月並みの暑さとなりました。
岡本楓賀アナウンサー:
午前11時の松江市です。日差しはありませんが、生ぬるい風が吹いていて少し熱く感じたため、今年初の腕まくりです。
松江市でも午前中に25℃を超え、2025年初めての「夏日」に。3月としては最も高い最高気温27.4℃を記録しました。
市民:
暖かくて春を感じたくて来ました。気温が高いからポカポカしています。気持ちいいです。
27日は浜田で28.6℃、米子で28.0℃と7月並みの暑さになったほか、鳥取県では10地点全てで、島根県では19地点中10地点で3月の観測史上最高を更新しました。
ただこれから天気は一変…。前線の通過に伴って雨が降り、また北寄りの風が流れ込むため、季節逆戻りの冷え込みとなりそうです。