気象庁などは、温暖化対策が取られなければ今世紀末の日本の気温が20世紀末に比べ「4.5度」上昇すると予測を発表しました。
気象庁などが日本の気候変動についてまとめた「日本の気候変動2025」によりますと、今後パリ協定が定める世界の平均気温の上昇を2度以下に保つなど、追加の温暖化対策が取られなかった場合には、今世紀末に日本の年平均気温は約4.5度上昇し、猛暑日は17.5日増加、冬日は46.2日減少すると予測されています。
また近年の大雨災害は地球温暖化が要因の一つだとし、今世紀末までに4.5度上昇した場合、1時間あたりの降水量50mm以上の非常に激しい雨が降る割合は約3倍増加するとしています。