山陰地方は26日も季節先取りの暖かさになりました。今週の気温上昇で桜の開花やつぼみの生長が進んでいます。一方で週末から週明けにかけて、季節の歩みは一旦足踏みしそうです。
まずは黄砂の予想です。26日夜遅くから27日未明は山陰地方にも残りますが、27日朝以降は収まりそうです。
一方、スギ花粉は「極めて多い」予想で、アレルギーの方は充分な対策をお願いします。
これは27日にさらに気温が上がるためです。その理由は、日本海を進む低気圧です。
この低気圧に向かって暖かい南風が吹き込み、山陰地方はフェーン現象も発生するため、気温が上がる見込みです。
あわせて空気の乾燥した状態も続くため、火災の発生、火の取り扱いに充分な注意が必要です。
島根県では隠岐を除いて乾燥注意報が発表されています。
また鳥取県も全域に乾燥注意報。山地では雪崩注意報も出されています。
一方で、28日は低気圧が通過した後、冬型の気圧配置に変わるため、土日かけて冬に逆戻りの天気になるでしょう。ここ数日と比べると気温が10℃以上も下がるためしっかり体調管理をしましょう。