将棋の藤井聡太七冠です。長野市でトークショーが行われ、春休み中の親子連れなどおよそ300人と交流しました。
長野市のホテルで開かれた藤井七冠のトークショー。およそ300人が詰めかけ、春休み中の子どもたちの姿もありました。
藤井七冠は3月初め、8大タイトルの一つ「棋王戦」を3勝0敗で3連覇しました。
長野市での第5局がなくなった代わりにトークショーが行われましたが、このホテルといえば、2023年、ここで「棋王戦」の1局目が行われたのは記憶に新しいところ。
6月には高山村で「名人戦」も制し、この年、史上初の八冠に輝きました。
26日は棋王戦の戦術を振り返ったほか、子どもの頃の忘れ物のエピソードも披露しました。
藤井聡太さん:
「学校の下駄箱で1回、ランドセルをおろして運動靴に履き替えたんですけど、肝心のランドセルを背負うのを忘れたという」
訪れた子ども:
「さすがにランドセルは忘れない」
「また八冠取り戻して、がんばってほしい」
八冠への復帰は2026年以降に持ち越しになりましたが、県内の子どもたちもその日を待っています。