山陰地方では、25日から26日にかけて黄砂が飛来しました。こうした中、気になるのが”車の汚れ”です。27日は午後から雨の予報ですが、車を洗わずに雨を待ったほうがいいのかなど、洗車のコツを取材しました。

全国各地で観測された黄砂。26日も西日本を中心に飛来し、松江市大根島の高台から望む景色は霞んでいました。影響は、26日夜遅くまで続く見通しです。

春の“厄介者”で困るのが車の汚れです。黄砂が付着した車の正しい洗い方とは…。
鳥取市のガソリンスタンドの店長・藤原卓也さん。1日に40台以上の車を洗ったこともあるという、まさに”洗車のプロ”です。車の黄砂対策は、3つあるといいます。

ポイント1.
タオルの前に水で流す。

スーパーセルフハートランド菖蒲・藤原卓也店長:
タオルに砂がついて、拭いてしまうと「紙やすり」でボディを拭いているような感じになってしまうので、細かい傷がいっぱいついてしまう。

タオルでのから拭きはNG。タオルに吸着した黄砂が、小さな傷をつけてしまいます。そのため、まずは「大量の水で黄砂を洗い流した」あと、濡れたタオルで磨きあげることが重要だといいます。

ポイント2.
コーティングで黄砂を弾く。

スーパーセルフハートランド菖蒲・藤原卓也店長:
ガラスのコーティングです。これでボディを守る。

洗車のあとは、市販のコーティング剤などを使ってボディを保護。黄砂や花粉を付着しにくくさせる効果もあり、こまめな手入れが愛車を守ります。

ポイント3.
雨予報にも油断禁物。

スーパーセルフハートランド菖蒲・藤原卓也店長:
全部雨に黄砂が入ってボディに落ちるので、ふつうに晴れた日でも溜まるが、それ以上にやっぱりシミになりやすい。

27日の山陰地方は、午後から天気が崩れる予想ですが、「雨で黄砂が流れる」という考えはNG。付着した黄砂が水分を含んで粘土状になり、車の広い範囲にこびりつくといいいます。

スーパーセルフハートランド菖蒲・藤原卓也店長:
洗車機でコートするだけでも全然違うと思いますので、やっぱり汚れてほったらかしにしないというのが1番です。

暖かくなり、しばらく続きそうな黄砂との戦い。愛する車のためにも、正しい方法でこまめな洗車を心がけましょう。

TSKさんいん中央テレビ
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