渋滞の解消などを目的に、2月に立体化された仙台市の箱堤交差点について、立体化以降、朝の通過時間が約4分短縮されたことが分かりました。
箱堤交差点は交通量や車線数が東北最大規模の交差点で、渋滞の解消や事故の減少などを目的に、2月に若林区卸町と宮城野区苦竹を結ぶ車線が約1.4キロの立体道路へと切り替えられました。
道路を管理する仙台河川国道事務所は、この交差点の午前7時から午前9時の通過時間の変化を調査し、従来は約6分半かかっていたところ、約2分半と4分短縮されたと明らかにしました。
1日あたりの交通量も5万7800台から6万2300台となり8%ほど増加したということです。
仙台河川国道事務所は今後も側道部分の工事を進める方針で、交通規制などへの協力を呼びかけています。