男は「ケガぐらいさせてやる気持ちだった」と話しています。

 3月19日、札幌市豊平区の路上で同僚(52)の胸を包丁で刺し殺害しようとした疑いで58歳の男が逮捕されました。

 「殺してやるという気持まではなくケガぐらいさせてやるという気持ちだった」(菊田真道容疑者)

 札幌市豊平区の会社員菊田真道容疑者(58)は、19日午後9時半ごろ、豊平区の路上で同僚の50代の男性の胸を包丁で複数回突き刺して、殺害しようとした殺人未遂の疑いが持たれています。

 男性は胸に傷を負いましたが軽傷です。

 「現場付近は周りは公園や住宅が立ち並ぶエリアで、車通りも多い道路に面している」(阿部空知記者)

 現場は、男性の自宅近くの路上で幹線道路や商業施設にも近い場所です。

 菊田容疑者は刃渡り18センチほどの包丁で男性の胸をめがけて刺したとみられています。

 「怖いです。近くでそんなことがあるなんて全然想像もしていなかった」(現場付近の住民)

 事件当時、男性は警察に「もめていただけ」と説明していましたが、後日警察に被害を届け出ました。

 調べに菊田容疑者は…。

 「男性に対して不信感があった」

 「殺してやるという気持ちまではなくケガぐらいさせてやるという気持ちだった」(いずれも菊田容疑者)

 事件に至るまで2人の間にどういったトラブルがあったのか。警察が背景を調べています。

北海道文化放送
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