林官房長官は24日午前の記者会見で、岡山県と愛媛県で起きている山林火災について、自衛隊のヘリによる消火活動などを行い、今後も必要な支援を行っていく方針を強調した。
林長官は会見で、「岡山県で建物6棟の被害について報告を受けていて現在、被害の詳細を確認中だ」とした上で、「地元消防に加え、岡山県知事、愛媛県知事からの災害派遣要請を受け、陸上自衛隊がヘリによる消火活動を行っている。政府としては、官邸危機管理センターに設置した情報連絡室において情報収集に努めるとともに、地元自治体とも緊密に連携し、必要な支援を行っていきたい」と述べた。
その上で「周辺にお住まいの皆様には今後も、自治体の避難情報に十分注意し、安全確保を最優先に行動していただくようにお願いする」と呼びかけた。