愛媛県今治市で発生した山林火災は一夜明けた24日午後も延焼が続いています。焼失面積は約145ヘクタールに広がり、自衛隊などが消火作業にあたりました。現場に近い今治市と西条市の地区で、あわせて1011世帯1887人に避難指示が出ています。
この火事は愛媛県今治市長沢の山林で23日午後に発生。火の勢いは収まらず、愛媛県から出動要請を受けて徳島県の防災ヘリコプターが24日午前6時過ぎから、自衛隊のヘリコプターが午後8時過ぎから「空中消火」にあたりました。
県の災害対策本部によりますと、焼失面積は午後2時35分時点で約145ヘクタール。このあとも火の勢いは収まらず延焼は続いています。この火事の消火作業で消防団員1人がケガをしました。
この火事の影響で避難指示が今治市長沢地区の219世帯381人、西条市楠河地区楠の792世帯1506人に出されています。
交通にも影響が出ています。今治小松自動車道の今治湯ノ浦ICと東予丹原ICの間の通行止めは一時解除されていたものの再び実施。さらに午後4時45分に再び解除されました。朝倉伊予桜井停車場線は、国道196号交差点~ボートレースチケットショップ朝倉前交差点間で24日午前8時から午後6時半まで全面通行止めの予定です。
この一方で、国道196号線の今治市長沢~孫兵衛作の通行止めは午前6時45分に解除。JR予讃線の伊予西条~今治駅間の上下線で運転が見合されていた列車の運転は、運休が決まっている列車を除き午前9時50分過ぎに再開しています。
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