肺炎などの治療のため1カ月以上にわたり入院していたローマ教皇フランシスコは容体が回復し、3月23日に退院する見通しとなりました。
教皇フランシスコの担当医師らは22日に会見を行い、呼吸器の感染症や肺炎の治療を続けていた教皇の容体が著しく改善し、今後はバチカンの住居に戻って療養を続けると発表しました。
退院は23日で、日本時間午後8時頃には病院の窓から姿を見せ、集まった人たちに挨拶をする予定です。
肺炎は完治したものの、少なくとも2カ月の療養が必要で、治療を受けながら十分な休養を取るとしています。
教皇は2月14日から入院していて、これまで2度にわたり、容体が危険な状態に陥ったということです。