今年1月、福岡市で西鉄の路線バスが60代の男性の手をドアに挟んだまま発車し、両足を骨折するケガをさせていたことがわかりました。
西鉄などによりますと、今年1月、福岡市中央区大名のバス停で西鉄の路線バスに乗ろうとした60代男性がドアに手を挟まれました。
運転手がそれに気づかずバスを発車させたため、男性は体勢を崩して転倒し、両足の骨を折る重傷を負いました。
バスのドアには挟み込みを感知するセンサーがついていましたが、男性の手が挟まった時には反応はなく、バス停にいた別の人が男性の転倒に気付いたということです。
西鉄は、運転手がミラーで乗車口付近の安全確認を怠っていたのが事故の原因としていて、今後、ミラーでの安全確認の再徹底や乗車口ドア付近の安全確認用モニターの導入を拡大するとしています。