イスラエル軍は20日、ガザ地区南部でも地上作戦を始めました。
ハマス側もロケット弾を発射していて、停戦合意の崩壊が懸念されています。
イスラエル軍は20日、軍事作戦をガザ地区南部ラファにも拡大し、ハマスの拠点などを破壊したと発表しました。
また、ガザ地区北部でも、病院にあったハマスの拠点を解体した他、ガザ地区を南北に分断する「ネツァリム回廊」でも活動しているとしています。
一方、イスラム組織ハマスも20日、イスラエルの最大都市テルアビブにロケット弾3発を発射しました。
ハマスによる攻撃は、イスラエル軍による18日の大規模空爆以来初めてです。
ガザ保健省によりますと、これまでの死者は591人に上っていて、双方が攻撃を再開したことで停戦合意の崩壊が懸念されています。