EU(ヨーロッパ連合)の首脳会議で、ウクライナへの軍事支援強化などを盛り込んだ文書についてハンガリーが反対したため合意に至らず、残る26カ国で採択しました。
20日に開催された首脳会議にはウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加し、ウクライナに対する支援策について話し合いました。
協議の結果、EUはウクライナへの軍事支援を強化することや、ロシアに対して責任を追及することなどを盛り込んだ文書をまとめました。
しかし、ロシア寄りの姿勢を示すハンガリーのオルバン首相が反対したため合意に至らず、文書は残る26カ国で採択しました。
これについてゼレンスキー大統領は「同盟全体の決定を1人が阻止するのは反ヨーロッパ的だ」とオルバン首相を批判しました。