IOC(国際オリンピック委員会)の次の会長を選ぶ選挙がギリシャで始まりました。
日本人で初めて立候補した渡辺守成氏を含む7人が、トップの座を争います。
会長選挙は、2期12年の任期を終え6月に退任するトーマス・バッハ会長の後任を選ぶもので、ギリシャ南部で行われています。
立候補しているのは、日本人で初めて立候補した国際体操連盟会長の渡辺氏のほか、唯一の女性候補カースティ・コベントリー氏、父がIOC元会長のサマランチ・ジュニア氏、世界陸連会長のセバスチャン・コー氏ら7人です。
約100人のIOC委員による投票は日本時間20日夜から始まり、いずれかの候補者が過半数の票を獲得するまで最下位の候補者を除いて繰り返されます。
これに先立ち、バッハ会長が名誉会長に選出されていて、今後のIOCの運営のあり方も焦点の1つとなっています。