台湾の国防部は、中国軍の戦闘機など延べ59機と軍艦9隻を台湾周辺で確認したと発表しました。
台湾国防部によりますと、日本時間の17日午前7時から18日の午前7時までの24時間で、中国の戦闘機や無人機など延べ59機と軍艦9隻が台湾周辺で活動したことを確認しました。
軍用機のうち、延べ43機は台湾海峡の中間線を越えて台湾側の空域に入り、台湾国防部は中国の軍用機と軍艦が戦闘に備えた合同の警戒活動を行ったとしています。
中国軍はこれまでのところ、今回の軍事活動について公表していません。
頼清徳政権を「独立勢力」と批判する習近平政権は、演習などの事実を公表しないまま台湾周辺での軍事活動を繰り返していて、今回のように一度に多数の軍用機や軍艦を展開させることで、台湾への軍事的圧力をさらに強めています。