岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災は焼失面積は約2900ヘクタール、建物被害は210棟に上ります。
現地では消防などによる建物の被害状況の本格的な調査が始まっていて、3月18日も赤崎町外口地区などで調査が行われました。
FNN取材団 氏家彦斗記者:
赤崎町外口です。警察と消防が写真を撮りながら被害状況の調査を進めています。
この調査は詳細な被害状況を把握しようと、地元の消防と県警などが17日から行っています。
今回の火災では、これまでに合わせて210棟の建物被害が確認されていて、このうち被害の大きい赤崎町外口地区では、18日、消防や警察がメジャーを使って焼けた範囲を測るなどしていました。
また、総務省消防庁も17日から職員を現地に派遣していて、延焼が拡大した原因について詳しく調査を行っています。
大船渡市では3月9日に「鎮圧」が発表されていますが、焼失面積が広く確認に時間を要することから「鎮火」のめどは立っていません。